スノーボール/書籍~ウォーレン・バフェット伝

著名な投資家ウォーレン・バフェット公認の伝記。

投資は雪玉(スノーボール)を転がし続けるようなもの。
雪がつく場所を選び、下り坂を選び、長い間押し続ければ、巨大になる。

新聞配達などで得た元手をシケモク銘柄に投資し、企業を経営し、
そのキャッシュフローで投資をさらに広げていく。
倹約に努め、リターンを再投資し、
複利効果で数兆円にものぼる資産を一代で築いた。
しかし、お金儲けは好きでも、お金が好きなわけではない彼は、
資産のほとんどをビル・ゲイツ財団に寄付する。
強欲で腐敗した金融業界への痛烈な批判だ。

彼をお手本にするなら、投資の(最終的な)成功は、
  「自分の理解できる投資対象が割安になる時期を待ち、投資したら長期間保有する」
だろうか。

ただ、本書は上下巻合わせて1400ページ程度あり、
(伝記なので)投資以外のプライベートな話も紹介されている。
投資手法に興味ある方は別の本を読んだ方がいいだろう。

 

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