60歳前に亡くなったジョブスの公認の評伝が前倒しで緊急発売。
1巻は今月、2巻は来月に販売される。さっそく予約。
待ち遠しい。
ネエルアーガマはネオジオンの拠点パラオに連れて行かれたバナージとユニコーンを奪還する。ついでにマリーダが捕虜になる。
この作戦中、リディはオードリー(ミネバ)を連れて(一足早く)地球に降下。
ユニコーンが指し示す次の座標~首相官邸ラプラスの残骸に向かったバナージ。
再びフロンタルの襲撃に遭い、いつものパターンでユニコーンは重力に引かれ地球に降下。
その戦いの中で、ダグザ(エコーズ)はラプラスの残骸でシナンジュに単身挑み、パラオで世話になったギルボア(ネオジオン)は静止衛星軌道上でバナージの誤射で戦死。
今回の内容を1時間弱に収めるには少々無理だったようだ。
展開が早すぎて、一度見ただけでは、次回以降とのつながりがわかりにくいと思う。
特にバナージの考え方に大きな影響を与える出来事がいくつもあるのだが、
サクサクと話が進みわかりづらい。
12/2発売予定の第4話は地上編。
いつものパターン通りだ。
著名な投資家ウォーレン・バフェット公認の伝記。
投資は雪玉(スノーボール)を転がし続けるようなもの。
雪がつく場所を選び、下り坂を選び、長い間押し続ければ、巨大になる。
新聞配達などで得た元手をシケモク銘柄に投資し、企業を経営し、
そのキャッシュフローで投資をさらに広げていく。
倹約に努め、リターンを再投資し、
複利効果で数兆円にものぼる資産を一代で築いた。
しかし、お金儲けは好きでも、お金が好きなわけではない彼は、
資産のほとんどをビル・ゲイツ財団に寄付する。
強欲で腐敗した金融業界への痛烈な批判だ。
彼をお手本にするなら、投資の(最終的な)成功は、
「自分の理解できる投資対象が割安になる時期を待ち、投資したら長期間保有する」
だろうか。
ただ、本書は上下巻合わせて1400ページ程度あり、
(伝記なので)投資以外のプライベートな話も紹介されている。
投資手法に興味ある方は別の本を読んだ方がいいだろう。
米発の金融危機の核心を突く内容だ。
関係者へのインタビューやニュースに基づいて、制作されている。
どのように経済と金融の規制緩和が進められたか? なぜ政府はそれを推進したのか?
ローンの証券化は貸し手の行動をどう変えたか?
なぜ格付け会社はサブプライムローンを含むCDOに最上級の評価を与えたのか?
一部の人々がデリバティブの危険性を指摘したのに、なぜ米当局やFRBは規制強化しなかったのか? なぜ一部の経済学者は安全だとレポートしたのか?
なぜ金融機関は顧客に販売した商品(CDO)の保険(CDS)を購入したのか?
本作を見ると、利益が相反するはずの関係者が見返り(報酬や寄付、献金など)によって結びついていたことがはっきりする。
例えば、アイスランド関連の機関から報酬をもらってレポートを書いた米経済学者は、アイスランドの金融機関を健全だと評価した。
格付け会社は発行体からの報酬で(最上級の)格付けをした。
政治家や政府の監督機関は金融機関のために働いた。
結果として、緩くなった審査基準で実行された住宅ローンの貸付は最上級格付けを与えられた証券化商品となり、ローリスクハイリターンという肩書で投資家に売却され、世界中に広まった。
ぼろ儲けの金融機関は大いに繁栄するも、ローンの焦げ付きが目立ち始め、資金繰りに行き詰まり、破綻した。
責任のない高報酬が続くと、脇(考え方)が甘くなる。
人間の強欲が原因だ。
IT業界のカリスマ、S・ジョブスが10/5に亡くなった。
以前からの体調不良で8月にアップルのCEO職を辞した矢先の死去。
マイクロソフトを引退したB・ゲイツとともにIT業界を、そして全世界を引っ張ってきたと言える。
素晴らしいライフスタイルを提案し、受け入れられたその実績と影響力は、無双と呼ぶに値する。
合掌。