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ガンダム THE ORIGIN~完結

大筋はアニメ連載と同じだったが、地球降下後のルートが違ったり、
キャスバルがシャアになるまでのエピソードが追加されたりと
充実したTHE ORIGIN版ファースト・ガンダムが遂に完結し、
最終話を収録した単行本が発売された。

ア・バオア・クー戦での大きな違いは、
セイラが(成り行きから)ジオン兵にアルテイシアだと名乗り、小さな反乱が起きたこと。
そして、アムロとの白兵戦でのシャアのセリフ。
「ララアは、わたしの母になるべき女(ひと)だったのだ」

これは映画「逆襲のシャア」で地球に降下するアクシズをアムロがνガンダムで押し上げている最中に、
コアポッドに乗ったシャアが心情を打ち明けた際のセリフだ。

自分はこの時、シャアとアムロは和解というか、理解し合えたと感じた。
それがサイコフレームの共振につながったと理解したのだが、
1年戦争時にシャアがこのセリフを吐いたとすると、その後の展開に影響しそうな気がする。
それとも、若かった二人にはまだ理解し合えなかったのだろうか。

話を戻して、マザコンであることを告白したシャアは、シスコンであることも告白する。
しかし、決闘の場に現れたセイラは傷ついたアムロの方に駆け寄り、シャアの思いは空振りに終わる。
失意のシャアはやけくそ気味に初心に帰ったふりをして、キシリアにとどめを刺す。

エンディングはすべてを失ったシャアと帰る場所があったアムロ。

でも、Zでは活躍するシャアといじけたアムロとなって再開する。

人生は難しい。

Androidタブレット

東芝REGZA Tablet AT3S0/35Dを買ってみた。

理由は、iPadが相変わらずFlashに非対応なのと、持ち運びには大きすぎるため。
(あとでわかったが、iPad/iPhone向けにPuffinというFlash対応ブラウザが85円でAppStoreで購入できる。)

率直に言って、Android OSの出来は悪い。
ヘルプなどを見ずに操作できるiOSに比べ、直感的にはわかりにくいUIが最大の減点材料。

Appleの優位性はまだまだ続きそうだ。

飛び火か

イタリアの10年物国債の利回りが6.6%を超えてきた。

ギリシャ、アメリカ、日本と同様、
政治家たちの党利を優先した選択で状況が混乱してきている。

弱みを見せると、投資資金の逃避(回収)は早く、投機資金の投入(空売り)も早い。

ギリシャより1桁大きい公債発行残高のイタリア。
先月合意したユーロの財布では足りない。

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スーパーマリオ対オリンポスの(俗な)神々

スーパーマリオこと、ドラギECB新総裁。

着任早々のECB理事会でハンマーを振った。
0.25%の利下げだ。

トリシェ前総裁はインフレ重視の政策で、
欧州ソブリン問題悪化の中、2度の利上げを断行し、
中銀の独立性を維持、政治的圧力を退けていた。

が、新総裁は高止まるインフレよりもソブリン問題を重視した。
(声明では「デフレは予想せず、インフレ圧力の低下に対する物価安定の措置」だと)

イタリアの10年債利回りが6%を超え、危険水域に入っており、
ギリシャ問題の延焼を防止したいようだ。

さて、火元のギリシャでは、首相が早くも腰砕けになっているようだ。
ユーロ各国を驚かせたギリシャ国民投票の実施が政治的な問題で不透明になっている。
総選挙の話が出ていて、そのような時間的猶予はないように思える。

年内は安泰と思われていた欧州だが、まだまだ波乱がありそうだ。

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ギリシャの国民投票は言い訳作り!?

ユーロ圏首脳との合意を覆すか、確固たるものにするか。

ギリシャ政府は、第2次ギリシャ支援策受け入れの是非に関する国民投票と信任投票を実施することを閣議決定した。
信任投票は今週中。国民投票は来月4日か11日に実施するという。

支援受入に伴う緊縮財政に反発する公務員を中心に大規模ストが首都アテネで継続している。
投資家は国民投票の結果を暗く見ており、ギリシャの2年債利回りは一時96.72%まで上昇した。

どちらの結果になろうとも、政治家の言い訳作りのように思えてならないが、
本音はギブアップ(デフォルト)したいのではなかろうか。

ユーロ/EU首脳は、デフォルトしてもユーロ圏に留まる、もしくはEUに留まる方法を示した方がいい。

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